火曜日, 2月 02, 2010

10年後はどうなっているのだろうか?

過去10年は、私(ワタシ)的には重かった(かなり精神を病んだ)ような気がしますねえ。基本は後悔の連続だった(恨んでいたと言えるかも)10年、他人のことを少し考えて、ネガティブに控えめに信じて、それでもウッソー!?まさか!?というような感じから立ち直れない10年だったかも。良いように歪曲されて利用されちゃいました。多分。(誰の指標にもなる気はないですよ。昔も今も。たまたまそうなるかもしれないけれど、敢えて多数派になる気などありません。)

変に期待をして、そして、裏切られると、精神的な落ち込みはとても激しいもの。周りがこうなるであろうという控えめな想定を大きくはずしてしまった。ガラガラと崩れる感じ。

でもなあ、ワタシと同様に、とても控えめなパラダイス(自由空間)を求めて、失楽園(エロとか不倫じゃなくて、楽園が亡くなる)になっちゃった人は結構いるんじゃないかな。この分野なら、自由があるんじゃないかと思って、考えに考えて進路を選んだのに、やだぁ~、こんなのやだぁ~、こんな人たちと日々まみえたくはないぞ~、だからリセットしちゃえ、ケチのついた(美しき未来なき)過去は全て何もかも捨てよう。(そうできない人もいるんだけれど。)

知的な好奇心や知的な快楽は性欲よりも強し。(恨みって大きいんだなぁ。誰にとっても、あらゆる分野において。だから意気揚々と正義の味方面して乗り込んじゃだめ。ワタシはミンナから好かれているなんてことはアリエナイ。)

10年後には日本はどうなっているのか?



なかなか面白い。かなり一理あるように思う。
自分自身の本業に都合のよい10年後を想定する傾向にあるかも。
世界の中の日本なので、相対的にどうなのよ?という点が大事。世界の人々の価値観がどのように変わっていくのか。社会が(あまり)変わらない日本は、活力がなくてダメダメなだけなのか、長期的に革新しつづけるために有利な安定と観るのか。

元文部官僚の方のコメントの最後の部分は面白い。

-(日本は)『公』が確立できないと、穏やかな滅びの道を歩んでいくことになる。でも日本が廃れたり滅びたとしても日本人は残るわけだから、教育はしっかりしなければならないんだと思います。-

ワタシ自身は公共心はない方でしょう。一人でいることが苦痛じゃないし、かなりの変人かも。個人としての静かな生活を望むというか、それを防衛したい。そのために公共のルールがあるんじゃないかと(なんと身勝手なワタシ)。

個人として安定して生きていけるスキルを獲得すること、これはナカナカに大変です。何が起ころうとも、日本がなくなろうとも、これは必要かもね!楽しんで付き合える分野はあるような気が致します。

次の10年は、大きく想定をはすことがないように、人に期待せず、当たり外れの少ない人生を歩んでいきたい。

何かを成すことができれば、ウレシイけれど、世のためにはどうでもいい。
ワタシの好奇心にずっと餌をやり続けられるような人生を望みたい。人生は面白くないとね。