金曜日, 3月 06, 2009

今天的中国话 4万亿元

だぁ~っと新華社のネット版を見て、2009年度中国の追加の(?)投資的(?)財政出動が4万亿元si4 wa4n yi4 yua2n (4万億元 )に目が止まった。 (♪億万元、億万元、億万元、億万元の胸騒ぎぃ~♪エキゾチック・チャイナ。というか万億元なんですが、郷ひろみの歌にかけてみました。億万人!とシャウトしてましたよね、エキゾチック・ジャパンで?…うん。)

ほにゃ?4兆元だよね?中国語には兆もあるよね?ないのん?(実はない。)
念のためにGoogleで翻訳をかけてみると、
4万亿元 → 4000000000000元 と出た。(まるでgreeenみたいだ。3桁ごとの区切りもなし。)
念のために一、十、百、千、万…と数えてみると、4兆元だった。

1人民元=14.4円とすると57.6兆円。

收支紧张的矛盾非常突出
sho1u zhi1 ji3n zha1ng de ma2o du4n fe1i cha2ng tu1 chu1

なんだそうな。(そりゃそうだろう。)

中国語の矛盾ma2o du4n というのは、日本で矛盾 mujunよりも《問題》に近いニュアンスであると聞いたことがある。あまり盾&矛、相反するというニュアンスは薄いらしいが…、どうなのかな。 問題は紧张的、切迫している。

日本の定額給付金(fixed-sum cash benefits)2兆円。

1万2千円~2万円ほどの給付で全ての個々人の生活の十分な足しにはならないし、そういう意味では愚策かもしれません。

でも、小回りのきく田舎の小規模な自治体から給付が始まるってのは、いいことかも。人口の多い自治体での給付は4月、5月になるらしいし、その間に個人が受け取るお金の使い方は人それぞれが決めればいい。ローカルな制度とか仕組みを考える時間的な余裕もあるかも。買いたいものを買ってもいいし、貯金してもいいし、チャリティーに使ってもいいわけですから。

制度上、自治体の規模のバラツキによって、一斉同時給付にならないというところがいいのかもしれませんね。総務省のお役人さんが、そこまで計算して仕組んだのかどうかはよくわからないけれど。