土曜日, 9月 13, 2008

★TOXICO

毒と毒気。どっちが体に悪いやろか?

物質的な毒も悪いけど、人の毒気も身体を蝕むなあ。(毒気のない人ってのもキモイけど。)『渡る世間は毒だらけ』

大手ビール系酒造メーカーが15億円の特損を計上して事故米混入の怪しい焼酎を回収するのか。保険会社が大変?PL保険でカバーできるんだろうか?リスクというか、不確実性が増大。(保険でカバーできないから、特別損失なんかな?)

大宰府政庁跡に落ちていた梅を拾ってT酒造の焼酎(ホワイトリカー)につけている梅酒がある。こっちの焼酎は、連続蒸留の甲類で安モンなんで米は使ってないって?よって大丈夫?(う~ん。だからと言って…、では、どのような澱粉から作ったのだろうか?)

アウトになったのは中途半端な中級品?甲類に乙類をブレンドなんかぁ。

スーパーで安かった国産原料と書いてある米油。本当に国産なのかなあ、と一応疑いつつ使っている。米の胚芽が原料なので、国産というのもありえる話ではあるけれど。

お米に関しては、ウルグアイ・ラウンドはFood milage(フードマイレージ)の観点から、反故にできないものですかねえ。事故米を廃棄したら目標値が達成できないってのも、変なんじゃないかと。

事故米を保育所の給食に出すってのは論外ですが、勿体無い VS 安全 というような問題ではないけれど、廃棄したら勿体無いから何かに活用しようとする際には、ヴァージンの材料を使う以上の良心と良識が必要ですわねえ。

私が趣味でやってみた有機栽培のエクストラ・バージンのオリーブオイルで石鹸を作るってのは、かなり勿体ない。自分で作ったら、1個当たりの表面上の価格はちょっと安いけど。

植物油の廃油で作った方が、廃棄物を減らして資源を有効利用するという観点からはいいけれど、そっちの方が肌にも優しいものができるというご意見もあるようですけれど、ねえ…。

使い心地的には自家製オリーブオイル石鹸は結構いい。かなりいい。廃油から作るのは、水分も含有してそうだし、経験と勘とテクニック要りそう。

エコは一筋縄ではいきませんわ。天然毒や人工毒に対する耐性は人それぞれですし、エコ的マテリアル、プロセス、プロダクトにも毒があるわけですから。