何も継がない、何も継ぐ事業や地面や地盤がなくても、今現在を生きている私達ってのは、三代目なんじゃないかな、という気がしている。
ご家族が早く亡くなるということもあるし、核家族な世の中なので、祖父母の記憶がない人もいるだろうけれど、両親の記憶、断片的な祖父母の記憶が、現世を生きている自分自身につながっているという部分もあるから。
祖父は父に甘かったのか、厳しかったのか?
父は私に甘かったのか、厳しかったのか?
物質的にはかなり甘くもアリ、職業選択における自己責任(ある種の放任)という意味では厳しくもアリ。
会社勤めが嫌いで、世襲(するのも、させるのも)嫌いという意味では、見事に三代目襲名って感じになってるなあと思う。世襲する価値のあるものがなかったという偶然がそういう結果になったんでしょうけどね。
世代ごとにDNAが劣化してきているようで残念ですが、ファミリーの共通点も見出せるってのは、ナカナカに面白いのだ。