火曜日, 3月 25, 2008

★The Great Depression

大恐慌ではなくて大落ち込み。激しく落ち込んでいる、ここ数日間。今日は最悪だった。

気分転換とイベント用の写真撮影のために、午後のひと時、太宰府天満宮の奥の山の上の稲荷神社まで行き、おみくじをひいたところ、太宰府天満宮の『おみくじ』だった。(なんだ、稲荷神社のものではないのか。)

そして、あけてみたら1番大吉。(一瞬よろこんだのですが。)

東風吹かば、匂いおこせよ梅の花、あるじなしとて春な忘れそ。

しかし、未練たらしく、辛気臭い和歌(57577)だなあ。内容が悲しすぎる。 ほっておいても春になったら咲くって。(地球温暖化だったら、冬にでも気温が上がったら咲いちゃうって。)

もし、おみくじが凶であれば、どのような短歌が書いてあるのか、何回か連続しておみくじを引いてみようかしらん?と思っている。

無料の観光案内によると菅原道真は57歳で左遷されてきてから、一歩も外に出ず、59歳の無実の名誉回復を待たずに死去したとか。

それを天を恨まない忠誠心みたいに書いてあったけど、きっと彼は欝になってしまっただけなのではないかと想像する。

他虐的になるかわりに、自虐的になって、死に至って、偉いと評価されてもですねえ。後世において、たった1年そこらの在留だったのに、太宰府の地において、神という名の金儲けのネタにされちゃって、尚のこと哀れに思うのは私だけだろうか。

お祭りも、政(まつりごと)も、人寄せパンダも、人の欲が透けてみえると楽しめないなあ。