水曜日, 6月 27, 2007

★Notes on a Scandal: What Was She Thinking

映画『あるスキャンダルの覚書き』をKBCシネマで観た。

ホラーじゃないけど、殺人鬼が出てくるわけじゃないけど、怖い映画だったなあ。

人間の心の深くに棲む暗い澱んだ執着を感じる内容。
人は、そこまでに他人の人生を支配したいという性癖を持つものなんでしょうかねえ。

jijiちゃんは自己愛が強すぎるのかしらん?
仮に誰からも愛されなくても、自分自身を、四季の移ろいを、会話を、音楽を、食べ物を、飲み物を、絵画を、お笑いを、楽しんで生きていけるんじゃないかと思うんですけど、パーフェクトに楽しい人生はありそうにないけれど、全く楽しくない人生も難しいわ。

要するに、私は平凡な、つきつめて孤独でもなく、他人に強い執着心を持つほどのパワーもない人間ということなんでしょうかね。

R-15指定なんですが、特に猥褻な露出はなかった。(裸体部分は見せずに、行為をされてます。)女教師のバーバラの偏執狂的な性格がR-15に該当するのかしらん。

ケイト・ブランシェットはキレイ。

君の性格はわかっていたから、いつかこんな日が来ることは覚悟していた。
どうして僕に不満を言ってくれなかったの?

というような年の離れたダンナの台詞が心に染みますね。ラブ・アクチュアリーのロック歌手の俳優さんではないかと思うのだけど。

jijiちゃんは、不満は100%ダンナに爆発させている!!!かな。(ダンナ以外の人が原因のイライラも含めてかも。)

jijiちゃんが生理的に苦手なハイテンションな斉藤孝先生+倉田真由美さんの本『喫茶店で2時間もたない男とはつきあうな! 』というのがありますけど、毎日喫茶店で2時間もつ相手というのは、暇過ぎませんか?斉藤孝氏は2時間あるんでしょうか?というようなGood questionは、置いておいて、喫茶店でお互いに別々の雑誌なんかを読みつつ、思い出したように、何か面白いこと書いてあるぅ?と聞くだけ聞いてみるとか。

XXちゃん! 
なにぃ~?
ちょっと呼んでみただけ。

みたいな感じでいいな。ずっとずっとね。

スキャンダルを起すほどの元気はないわね。