
蔦谷筑紫野店で『シアタープロダクツのメソッド』(@2800円+税)という本を買う。
東京で一番面白い若手アパレルメーカー、シアタープロダクツの型破りな5年間の軌跡と新たなイメージ。「ファッションは、あらゆる場所を劇場にします」というサブタイトルがついている。
本というか、写真&デザインがいっぱいの作品集です。
素敵。流行ではなくて、廃れることのない、ファッション、パッション、フュージョン。
身体を媒介として、外界と融合して、初めて完成する世界。お洋服も奇抜そうでいて、着て楽しいというか、着心地も良さそうで、何年着ても陳腐じゃない感じ。
このようなお洋服があれば、歳をとることが怖くないという気さえします。
本の装丁になっている紙のうらは、実際のパターン(型紙の素)で、鉛筆で手描きした指示があったりして、素晴しいアナログ感。少し、頭の中の創造プロセスが見える仕掛けになっていて、心憎い演出です。
一回、お洋服の現物をみてみたいな。