休憩時間にたまたまTVのワイドショーがついていたので、フィリピン人のお客さんと見る。
秋田県の小学生がいなくなった事件(その後死体で発見)をやっていた。捜索の映像だったんで、あ~あ、また殺人なのかしらん?と思いつつ。
休憩時間なんですが、サービス精神で、ニュースの内容を説明してしまうんだなあ。
JIJI:どうも男の子が連れ去られたみたい。
フィリピン人のお客さん:身代金? (ransom?)
JIJI:多分、違うんじゃないかなあ。最近、なぜか身代金目当ての誘拐ってあまりないなあ。変質者(pervert)による誘拐が多いんだよ。セクシャルなアビュースとか、殺人そのもので興奮する人が増えている感じで、怖いんだよ。特にここの周りのような、田舎で、人通りが少なくて、木が多いようなところって、都会より危ないんだよね。
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最近、本当に、身代金目的の誘拐って、聞かなくなったけれど、イキナリ殺されてしまうケースが多いような気がする。誘拐を身代金以外の目的で行なうとは、日本は、裕福な国なのか。切羽詰った資金難があるわけでもなくて、犯罪に走る人が増える程に、日本の警察は舐められているのか?人を変質者に変えてしまうどうしようもない閉塞感があるのか?
たまたま、夫にサリチル酸(salicylic acid)を飲ませて保険金をせしめたのではないか、と疑われていて係争中の女性は、フィリピン人ですが、それって、彼らには、ありがちっていう反応だったかな。たまたま、フィリピンの人だけど、日本人でも悪いことをする人はするからとフォロー。
それから、カンヌ映画祭では、映画『ダ・ヴィンチ・コード』が(プレス向け試写で)不評で、終わっても誰も、拍手をしなかったらしい。トム・ハンクスが映ってました。原作を読んでいないんだけれど、イエス・キリストにコドモがいた云々ってのがキリスト教への冒涜ということで、カトリック教会は大反発。
キリスト教(カトリック)の国のフィリピン人としては、どうよ?という質問に対しては、いいんじゃない!?別にぃ。エンターテイメントなんだしぃ、というお返事でした。
まあ、そうだね。
しかし、カンヌ映画祭にエンターテイメントは似合わないってことなんだろうなあ。