日曜日, 5月 21, 2006

★passion and self-discipline

土曜日には、福岡空港から県道60号線経由で飯塚トーストマスターズクラブに参加。何気に飯塚方面という標識に従って行ってみた県道60号線は、本格的な山道で、くねくねカーブ好きなJIJIちゃんにとっては、ご機嫌な走り応えがある道でした。

JIJIちゃんのスピーチは、Project 10 Inspire your audienceに基づくもので、Time is value.というタイトルでした。
5月20日を持ちましてBasic manual修了。

最初は、Punctuality is value にする予定だったんだけれど、時間厳守(punctuality)の感覚や時間の配分ってのは、人によって、国民性によって異なる価値観(value)に依存するかなあ、と思ったし、常にpunctualであることや融通のきかないマニュアルに基づく時間配分ってのは、時として、本当に大事な価値を奪ってしまう。多くの人が発言する機会とか、例えば、JR福知山線の事故のように、 時間厳守の運行をしようとして、減速せず、多くの人々の命とその命と触れ合うこと、この世での時間を、奪ってしまう。

時は金ではなくて、時は価値観が実現する場なんじゃないかしら。

自分の分だけでなく、他者の価値観を尊重するという意味において、Time keepingは必要なんでしょうねえ。情けは人のためならず、まわりまわって私のため。

インドネシアの方の価値観と時間感覚について、語った箇所がウケタ。これは、インドネシアに医療協力に行かれた方の体験の受け売りなんだけど、笑ってもらえると少々嬉しい。

Time Keepingのテクニック。原稿のword数とかで、どれぐらいのボリュームを一定時間内に話すことができるのか、どれぐらい精神状態で時間がぶれるのか、自分自身の話し方の特性を把握しておくことが、おちついて話をすることに役に立つと思う。

一番大事なことは、頭で理解するのではなくて、場数を踏むことかな。

Sさんによるテーブルトピックセッションは、Persons who you admire.
Sさんの宮本武蔵と星一徹等々に対する熱い尊敬の思いは、心を打つものがありました。

fortitude and passion (不屈の精神と情熱)。一流であること。武道と書画。二刀流と遠近法。対象を見る確かな認識眼が共通するんだろうなあ。

Kさんのスピーチは、愛息の愛犬(Qちゃん)のお話。『いつもここから』の芸風のようにスケッチブックに絵を描いたり、写真をはったりして、パラパラと紙芝居のように見せつつ、スピーチをしていく方法に感動しました。わかり易いだけでなく、ユーモラスで暖かい感じがしました。

JIJIちゃんが論評をさせて頂いたHさんのスピーチは、とても真面目で難しい内容だったけど良かった。生態系と経済システムにおけるバランスと調和が崩れていることへの怒りのようなものはとてもよく伝わりました。

職がないと文句を言いながら、3K職場を選択しない日本人。
3Kって、英語で表現すると3Dに出来ると思う。

Difficult(きつい), Dirty(汚い), Dangerous(危険)

『きつい』は、demanding, distressedでもいいかもしれない。

教員をされている方は、褒め上手。優しいコメントをしてくださったFさんに感謝。