土曜日, 5月 13, 2006

★goods vs money or manufacturing vs finance

JIJIちゃんは、『つきつめれば』お金より現物、金融よりも物作り、を信頼するかな。

かなり急速な円高(ドル安)が進行している。日本にとって、私にとって、円高と円安のどっちいいんだか、悪いんだか。どのセクターを保護するのか、どのセクターの利益を優先するのかによっても、円高がよいのか、円安がよいのか、判断は分かれる。

なんだか、ドルとユーロの金利差・利上げのタイミングと人民元によって、円・ドルレートが決まるような雰囲気ではある。

それに比べて、物&ものづくりは、物が必需品であるかどうか、その質的な側面、機能とかデザインの良し悪しが、純粋に顕在化し、かなりの部分の価値を決めていくように思う。

ナイジェリア(世界7位の石油輸出国)では、石油パイプラインが爆発し、人々による略奪が起こっているという。(というよりも、人々の破壊&略奪が爆発を誘発し、100人を越える人が死亡して、身元の判明もできないほどに死体が焼け焦げている。)世界的には石油の需要が落ち着き、石油価格も上げ止まるという予想もあったけれど、またまた、更なる石油価格の高騰があるのかなあ。

ナイジェリアでは、以前に同様の破壊と略奪による爆発で、1000人死亡したこともあるらしい。人の命は、かくも軽いものなのか。オイルマネーが一部の利権を潤すだけだから、略奪を誘発するのだろう。

資源は始末に使わなければ。物の、使い勝手の良いデザイン、あらゆる美しさ、耐久性、リユース性、リサイクル性等々、物の可能性を徹底的に極めることの方が、お金の融通よりも、先決だよ!と信じるJIJIちゃんなのです。  

とは言っても、特に為替は、どこまで動くのかは、かなり気になっている。