2011年ですから、5年も先の話ですが、JR九州の取締役会で、新博多駅の駅ビルの核テナントに阪急百貨店(大阪市)が決定したらしい。
新駅ビルは地上10階、地下3階、述べ床面積20万平方メートルで阪急の売り場面積が4万平方メートル弱。(比較対象がないので、広大なのか、小さいのか、リアルなイメージ不可ですが。)
高島屋とは折り合いがつかなかったらしい。
個人的な感覚では、ノウハウにおいても、コンパクトなオシャレ度においても、電鉄系でもあるし、阪急の方がベターだと思う。
四国方面から瀬戸大橋を渡り大阪にお買い物にくるお客さんは、立地において、阪急梅田本店に行くんじゃないかなあ、そういう意味においても、阪急は、その手のお客さんの取り込みは、上手かもね。
しかし、阪神百貨店が熊本市に、阪急百貨店が博多に立地するなんて...。阪神は、当然、球団を保有していて良かったし、阪急は球団を売却していて良かったなと思う。球団を保有していたら、ホークスのグッズは売れないわけですから。双方において絶妙な立地(距離)だと思う。
関西系の百貨店なので、関西の食という意味では、期待するというか、個人的な希望として、関西から誘致したいお店は色々あるなあ、でもなあ、お店がチェーン展開してしまうと味が落ちるもんなあ。
とりあえず、本店が大阪市の十三(じゅうそう)にある『ねぎ焼 やまもと』に来て欲しい。(時々禁断症状が起こるから。)それとたこ焼きとか串カツとかお好み焼きとか、B級グルメ関連が充実することを期待致します。それと小林一三発案のデパートの食堂と船場センタービル の地下にあるような『何でもある喫茶店』(和風甘党から麺類からオムライスからランチから各種パフェ&お飲み物色々がある)を誘致したい。
人々の食の好みは、コンサバ系だと思う。桜味(まずいもん、桜の花はアンパンにのっているぐらいでよいと思うな)より、バニラソフトクリーム。リーズナブルで上質なコンサバメニューのカテゴリーの多様性がいいんじゃないかなあと私は思う(日本の美味しい普通食)。ご当地的な内容(専門性・マニア性)も絶対必要なんだけれど。
阪急百貨店出店には不満はありませんが、井筒屋が撤退するというのは、悲しい。百貨店という業種は、地場企業の生き残りは難しいのだろうか?西鉄福岡(天神)駅前にあった岩田屋も西通り側に移動してしまったし、駅の一等地を活用できない地元電鉄&百貨店の連携の悪さには、ガッカリしてしまう。
熊本の鶴屋デパートは、見た目においても、百貨店らしい百貨店だったし、頑張って残って欲しいなあと思います。