What I say and What I do and What I believe in are same or not. Truth is far above this world.
水曜日, 2月 15, 2006
★For Victory of Spiritual Homo Sapiens
かつて「男ってなあ、少なくとも精神的にはなあ、全員ホモやと思うねん」と言われたことがある。どのようなシチュエーションだったのかは、思い出せない。非常に納得した記憶はある。
2度目の成人式を済ましてしまったJIJIちゃんは、20歳の時に所謂OLさんになりまして、最初はピチピチの新入女子社員だったわけです(ういういしいわ)。某メーカー系の商社に勤めていたわけですが、男女比が6:4ぐらいでして、女性は全員20歳代という職場でございました。男性も20歳代が半分ぐらいで若い人達が多かった。
当時は、女性は、4大卒(全てオコネモチだと思うけど、性格の良い人が多かった)も短大卒も「補助事務職」という平等に地位もお給料も低~い、出世も海外出張もない立場でございました。
考えようによっては、今から思えば、競争がなくて、働いて2,3年でやめるのであれば、人間関係は平和でしたよ。頭を使わない仕事ではなかったように思いますが、主体的に使う必要はないです。だって補助事務職だもの。相変わらず地位は低いし、好成績をとっても賃金が上昇するわけでもないのに、女子社員に対しても、英語スピーチコンテストとか、語学研修(英語以外も)には熱心な会社でした。楽しかったですけどね。
部に「女性会」というのがありまして、新入女子社員は、女性会でお金を集めまして、バレンタインデーの前日には、近くのソニープラザかデパ地下等で部の男性社員の人数分の義理チョコを買い、一個一個メッセージを手書き致しました。そして、バレンタインデーの当日には、午前7時前に出勤し、誰もいないオフィスで、男性社員の机の引き出しに1個1個チョコを入れてまわりました。
面白いのは、それから。
何気に出勤してくる入社1年目の男性社員を観察していると、必ず、何かの拍子に引き出しを開け、チョコを発見すると、皆さんビックリして、一度は引き出しを閉め、まわりをキョロキョロ伺うのです。とっても可愛~い!早起きした甲斐があったってもんだ。
バレンタインデーには、それだけでは済まず、ペアで仕事をしている男性社員さんには、1000円ぐらいのチョコレートを渡したりするべきな雰囲気だった。(めんどくさいわ。それが嫌だったの。)一度、義理はやめようと思ってしなかったら、気まずかったなあ。エイヤー!とある程度、派手にやるに限るのだ。
その他、関連の事業所等に注文書とかを送付する際には、メモに小さいチョコレートをホッチキスで止めて社内メールで送ったりしましたかねえ。 (気は心ですね。)
昨今は、JIJIちゃんは、バレンタインデーに手作りチョコレートケーキを贈る人でございます。一種の自己表現というか、半ば押し付けになっております。義理でも、愛でもないと思う。もしかしたら、自己愛。
各種チョコレートの重層的な味、洋酒の味、ドライフルーツの味、各種蜂蜜、各種お砂糖、スパイス等々、様々な食材の織り成す味の組み合わせが、面白くて、毎年テーマを思い浮かべて作っています。JIJIちゃんってこんな人よ!どうよっ!って、無理やりつきつけているようなものです。どちらかと言えば、女の子(?)だけれども、平等に、私の精神性を認めてもらいたいのかも。(今回はボーっとしていて、間に合わなかった。)
今年のテーマは「ご縁」でございます。義理ではありません。 (中島義道先生の嫌いな100の言葉には、義理は含まれているけれど、「ご縁」はOK!)
同居人に、今年のバレンタインデーのテーマは「ご縁」よ!と言いながら、ケーキを見せると、「あぁ~!本当に5円だぁ~!」と呟いていました。
ポイントは、有機栽培の愛媛の伊予柑(いい予感!)の皮の甘煮とボリビアのフェアトレードのオレンジ味のチョコとリンツの85%カカオチョコとマヌカハニーとマスコバト糖と黒胡椒とグランマルニエと金箔+COOPのご縁(5円)があるよチョコなのだ。
部屋のお掃除が行き届いていないので、カメラはチョコケーキのみを捕らえている。