★http://www.geocities.jp/chiggo_ikiiki/gijiroku.htm (←ここに公式版のフルテキストの議事録があります。)
★上のモノをそのままコピーペーストしたWord File(A4 43ページ・約5万字)
(法律違反ではないと思うんだけれど、問題であれば、撤去します。)
===以下は、JIJIによる私見です。===
【総論の部】
■個人的な動機(なぜ行ったのか)
JIJIは、筑後市民ではないし、めんどくさがりやであり、もめごと・争いごと一般がだ~い嫌いだし、その手の処理は苦手だし、政治好きでもないのです。(I'd rather have a cup of tea.)
しかし、選挙の最大の争点になっている新幹線の「新船小屋駅」は、近くに高速道路のインターも在来線の駅も空港もあり、建設に値する需要があるとも考えられないので、(投入額の大きいもん順に)国税、県税、市税等の公的資金を投入して作らんといてや~、たのむわ~、と祈るような気持ちで、市長候補者の主張を聞きに行ったわけです。 (国と地方の税源の配分を変更したとしても、国の歳入を投入しないことには実現しないだろうプロジェクトですから、5万人足らず有権者の中の特定の民意で駅の建設が行なわれるとしたら…、非常に少数の利害でプロジェクトが開始されてしまうことには納得できません。)
■マニフェストと住民自治への期待
もちろんローカル・マニフェストそのものと、それにより実現するであろう(圧力)団体自治から住民自治への移行や、候補者の政策全般、中小規模の地方自治体の行財政の実態にも関心を持っています。
マニフェスト討論会を通じて、【候補者→有権者】への具体的な数値目標付きの説明責任が果たされ、有権者が個々の候補者の政策の中身を判断して投票できるようになり、選挙後に【有権者→当選者】へのカバナンス(関与的な監視)や評価が明示的になされることにより、公約が果たされるようになることには、期待していますし、日本におけるマニフェスト型の討論会は住民による自治に向けた大きな一歩前進という感じがしています。
■候補者が自らの政策の説明に徹することの難しさ
しかし、もともと、それぞれの候補者は、積年の対立関係にもありましょう。政策論争ではなく、言った言わない、やったやらない、の泥仕合になりそうな局面もありました。相手をなじるのではなくて、自らの政策を明確に理性的に有権者に説明することに徹するのは、思いのほか難しいようです。
■コーディネーター及びスタッフによる公平・公正な進行
また、マニフェスト型討論会をコーディネートする人(フリージャーナリストの神吉信之氏)は、自らの主義主張を排して中立的な役割に徹し、各候補者に対して公平に、同様の政策カテゴリーに関する発言の機会を割り振りつつ、適確に政策を語ってもらえるような問いかけを行なう必要があり、高度なスキルを要求される重責であります。
主催者側のスタッフには、タイムキーパーがいて、残り時間が書かれたカードを、聴衆とスピーカー(市長候補者)の双方から見えるように、掲げて表示していました。(これはトーストマスターズクラブのスピーチ等と同様ですが。)これにより、ダラダラと一方的に話し続ける候補者はいなくなります。個々の候補者の発話時間の均等の維持と時間内に発言を簡潔に切り上げるいう点では、非常によかったと思います。
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★聴き取った内容に間違いがあるかもしれませんので、特に数値等は裏をとってください。
【主催者挨拶・ルール説明(コーディネーターによる)】
■司会者より、会場に、マニフェスト以外の「ビラ」が撒かれたことに対する遺憾の意が表明される。現物を見ていないので、どのようなものであったのかは、わかりません。(会場内でビラ・プラカード・特定の候補者を応援する活動はルール違反)
■主催者代表:青年会議所会長 みずたすすむ氏 挨拶
青年会議所活動に関する報告(H4年から船小屋祭り・県南公園シンポジウム開催・新幹線シンポジウム開催・矢部川の下水道に関する取りくみ・図書館等に関する活動)
マニフェスト型公開討論会は、九州地区で10回目となる。
■コーディネーター神吉信之氏によるマニフェスト(含数値目標等)の提示の意義の説明
例1:佐賀県 古川知事の 「地産地消」の提案に対して、
佐賀県の職員さんからは、これは既に実行済みですとの返答が帰ってくる。しかし、県庁の食堂で佐賀県産の食材が使われるのは、1ヶ月に1回だけであり、実態は行なわれていないに等しかった。ただ単に「地産地消」を行なうというあいまいな公約ではなく、具体的な数値や頻度を明記することが必要。
例2:岩手県 増田知事の公共事業削減目標
(マニフェストによると4年間で200億円?を一般財源化?)数値で示すことにより、住民による検証が可能となる。
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【各論の部】
候補者は2名。発言順は、あらかじめ抽選で決定されていました。候補者は以下の通り。
①くわの照史 氏 (現職) (く)と省略する。
★聴き取った内容に間違いがあるかもしれませんので、特に数値等は裏をとってください。
■市長として求められるリーダー像は?
(や)職員がモノが言える環境をつくること。トップダウンではなくて、ボトムアップ。多数の市民の反対を無視して船小屋駅の建設を推進し、議会にはからず、勝手にオリンピック誘致に名乗りを上げた現市長(く)は独善的である。
(く)自分と組織の関係において、組織から信頼されること。私は唯我独尊ではない。自らを空しくしている。それが証拠に、自らがメンバーではない政策会議(助役+部長)が政策の立案をした後に市長が加わった経営会議で議論をしている。
(や)職員にやらせる→職員がやるに職員の意識改革をしなければならないし、職員は少数精鋭であるべき。無駄を省き、仕事の洗い出しをし、コミュニケーションがはかれる仕組みを作る。現市長がアピールしている政策会議は従来の部課長会議と何ら変わらない。
(く)客観性のある行政評価システムを構築したい。平成19年度からは交付税がなくなるとも言われており、財政の現状は厳しい。
(や)行政の評価に関しては、現市長(く)の施策・事業の全てが成果として記載されているが、いかがなものか。1000円を支払ってニセコ町の情報公開資料を入手し、勉強した。見習うつもりである。
■基本理念
(く)マニフェスト型公開討論会は評価する。27年目(?)県議に出馬した際には、飲ませ食わせが票につながるという認識であった。(ここでは新幹線の駅は話題にせず)地域のコミュニティーによるバスの運行や小学校の事例による住民自治を強調。
(や)新幹線の駅建設反対。住民投票の実施。九州松下の工場撤退時等においても地元商工会議所と連携しなかった現職を非難。JR在来線と西鉄の便がよい大木町との合併をまず推進する。
■市職員の削減
(や)60人/4年。高齢者でコンピューターの出来ない職員は肩たたき(退職勧告)、試験の実施。
(く)40人/4年。4年間の自然減が60人であるが、それ以上は地方公務員法があるため辞め させることができないし、新規の採用も将来の市の運営の為には必要である。
■新幹線の新船小屋駅の建設をめぐる議論
(く)新船小屋駅は計画駅であり、陳情駅ではない。(計画駅になるように陳情してないのん?陳情しなきゃ計画されるわけないと思うけど。by JIJI)
陳情駅の場合は100%自費(筑後市払い)ですが、計画駅であるので、駅のみの建設コストは20億円であり、小額である。総事業費60億円のうち、40億円が国、18億円が県で、2億円拠出するだけである。(国の資金も国民の血税なのであって、勝手に組み込んでもらったら困るなあ。 by JIJI) 新幹線の駅は98あるが、新船小屋駅は、その中で唯一の公園(競技場のある運動公園)の中にある駅となる。(や)等の反対派は、88億円の建設コストがかかると主張するが、実際は、初期の周辺整備を加えて20億円であり、まず駅を創り、その後の周辺整備は次の世代の判断や今後の景気にゆだねればよい。
(や)新船小屋駅建設には反対である。88億円かかるというのは、現市長が作成した広報誌にも書いてある。現時点では船小屋駅は無人駅であり、まわりに何もない。そのようなところに駅を作った場合、周辺整備は不可欠となる。駅を作ると周辺整備を含めて88億円の歳出が必要であると考えるのが妥当である。市の財政を著しく圧迫する。
■新船小屋駅後の想定税収増(固定資産税等?)
(く)駅名は出されませんでしたが、某新幹線の駅では、民間会社であるJRから固定資産税収が9000万円、5000万円(かなり開きがあるが…by JIJI) 上がっている。よって、駅舎の市負担の建設コストは数年のうちに回収することが可能である。
(や)JRからの固定資産税収入は、主として新幹線の線路の高架部分によりもたらされる。駅舎のほとんどの部分は高架の中に入ってしまうため、駅ができたことによる税収増は、たかだか200万円~300万円である。さしたる市税の増収には、ならない。
■地域経済活性化策
(く)新幹線駅整備と温泉掘削を強調。新幹線の駅が出来れば、そのお祝いとして、知り合いの温泉掘削の会社が100%民間出資でボーリングを行なってくれる。事前の調査で、温度・泉質等が良好なことはわかっている。(そんなら、新幹線の駅が出来なくても、ボーリングしてもらえばいいではないか?良い温泉であれば、観光客は、久留米駅で新幹線を下車して来てくれるだろうし、私も車か在来線で行きますとも。by JIJI)。九州松下やヤマハの撤退跡に企業を誘致するにあたっては、福岡県と福岡県東京事務所との連携が不可欠である。
(や)JR在来線と西鉄の便と久留米(20万円/坪?)等と比較しての安い地価を売りにして、家庭菜園付きの広々住宅団地(敷地150坪)を作り、人口増をはかる。民間(地元優先)のデベロッパーにさせる(いかに?どのように? by JIJI)。羽犬塚駅周辺整備を優先する。商工会議所と連携する。
■下水道事業
(く)総事業費400億円。(国200億円、受益者負担180億円、市20億円)は、非常に財政的に苦しい状態。一次事業の後、2次事業は周辺自治体と協議の上、見直す。
(や)=マニフェストには合併処理方式で200億円削減とあるが、特に言及なし?=
他にもありましたが、主な論点は以上であったと思います。
必ずしも全ての点において、バイアスすることなく、メモを取ったわけではないので、公式な議事録等をご参照ください。
★特に数字等は裏をお取りくださいませ。