火曜日, 11月 29, 2005

★The God Devine & Evils' Deed

蔦屋に行くついでに吉田屋(大衆食堂)でゴボウ天うどんを食べる。

カウンターのお客さんは全員、食い入るように、ヒューザー&シノケンのテレビの参考人質疑を見つめている。鉄筋を減らせと圧力をかけたか否かが問われている。

「あ~ぁ、日本の経済も終りやねえ。こんなことまでしてしまうかねえ。」という一般客の声がして、重苦しい感じ。

事態一般にムカつくし、ここは一発、と思い、やしきたかじんと同じ様に、JIJIは言った。
「私が悪いことをする人間に見えますか?って、思いっきり見えますヤンね。(思わず大阪弁)」

「みんな、そう言っている!」

そいつらが悪い!と、はっきり口に出して、ミンナで共感せねば、やりきれない。

1990年だったと思う。イラン(だったと思う)の地震で日干し煉瓦作りの建造物が崩れている映像を見て、パキスタン人の研修員さんはつぶやいた。「God Devine(神の御意志だから)」(神の御意志=天罰という意味じゃないと理解したんだけどな。別にイランに反感があったわけじゃないと思うんだけど、深読みするとわかんなくなる。)
JIJIちゃんは叫んだ、「違うよ、ちゃんと鉄筋が入っていないからだよ。多分、これが日本だったら建築物に鉄筋が入っているから、住宅が崩れることはないし、多くの人は死なずにすんだと思うよ。そんな風にあきらめちゃだめだよ。」

阪神大震災の時には、そのように奢り高ぶったことを 言ってしまい、パキスタン人に悪いことをしたと恥じた。日本でだって、伝統的&古い建物は、耐震性がないわけだし、倒壊しましたし、天災の前には人は無力であることを認めなければならない。地震は、そう度々起こらないだろうし、鉄筋はコストがかかるんだし、開発途上国では、地震の後の復興においても、恐らく、相変わらず、人は従来からの日干し煉瓦で家を建てるのだろう。

今回の耐震強度の偽造と鉄筋の不足は、そこそこ豊かな日本で、誰が一番悪いかは別としても、100%人間の悪徳(Evils' Deed)によって引き起こされたもの。

God Devine(神の御意志)による災難とEvils' Deed(人間の悪徳)による災難と。

どちらの方が、より耐え難い災難であろうか。