吉田屋と蔦屋。JIJIのお気に入りのスポットというかオアシスですね。
県道31号線沿いの塔原にあるAVクラブ蔦屋書店(筑紫野店)は、コナミスポーツクラブを併設していて、DVD等レンタル+本屋さん+文房具屋さんとして充実しているし、カフェもついているし、店員さんのサービスもいいし、なかなかお気に入り。平日のお昼でもかなり巨大な駐車場が満車状態。こんな昼間にナンデこんなとこに来てんのさ?(私を含めて)暇人が多いなあと思っちゃいます。
以前は、のがみ会館とかいう結婚式場だったんですけど、2年ぐらい前に改装されて蔦屋になりました。
吉田屋は、はなわの佐賀県の歌にあって、本当はなかったけど、最近作った牛丼屋ではなく、AVクラブ蔦屋書店(筑紫野店)の巨大駐車場のはずれにしっかり存在する大衆食堂です。見た目にはウダチイ感じ(何弁?)、モロ古いんだけど、そこはかとなく美味しいんじゃないかなぁ?!というオーラを放っています。35年間、同じ場所で変わらず営業を続けているそうです。
食べてみると、文句なく、すんごく美味しい。作り手の人情があります。朝5時から夕方の5時まで営業。特にお昼のバランス定食650円が美味しい。麦入りご飯・味噌汁(塩辛からず甘すぎず)・小鉢物(酢の物とか茄子の田楽風とか)・メイン(手羽先の煮物とか野菜入りツミレの煮物とか)・イカの塩辛取り放題。天ぷら定食は、目の前で揚げてくれます。揚げたてが一つ一つ出てくるのだ。
オバサンは料理の作り方のポイントを教えてくれたり、昔の吉田屋界隈の御話をしてくれます。JIJIはお昼食べたものに似たものを夕ご飯に作っちゃったりしてますね。
35年前の県道31号線は、2車線道路で、ビジネスマンのお客さんが朝から車でやってきて、朝飯を食べ、電話をかけて先方の御天気を確認したり、情報交換をしたり、携帯電話のない時代だったから、ずいぶんにぎやかなコミュニティーだったそうです。
AVクラブ蔦屋書店(筑紫野店)は、まわりの敷地を駐車場としてアスファルトで固めてしまったので、お店の中の体感温度も上昇して地球の温暖化を実感するのだそうです。
吉田屋の周りや4車線道路になっている県道31号線沿線には、多くの大手の一膳飯屋やレストランが出来ていますけれど、味と人情においては、吉田屋が一番。
いつまでも頑張って欲しい大衆食堂です。すごくお勧めです。