月曜日, 4月 27, 2026

ビジネスにならないのが、一番有効な方法

 寒さが緩むと、地下茎からドクダミが芽をだし、葉っぱを展開して茎が伸びて茂る。

私は、ドクダミ茶(じゅうやく)を愛飲する人間なので、ドクダミの新芽で作ったドクダミ茶を紅茶のダージリンのように、ファーストフラッシュ、と、心の中では呼んでいる。

しかし、ドクダミの白い花が咲く頃には、消費できない程にドクダミが茂ってきて、固い土の石垣の隙間、園芸用植物の間からも出てきて、大変なことになる。

だから、最初に出てきたドクダミの葉っぱは、根っこごと引き抜くようにしてきた。だから、根っこについた土を洗い流したりする手間も生じていた。

それでも、根っこは全て取りきれてないし、同じ場所から、またドクダミが生えてきて、地下茎の凄まじいパワーの前に降参してきた。勝てる気がしない。冬になり、寒くなれば、自動的に地上部が枯れるから、もういいや、放置しよう、と思うに至る。

つい3日ほど前、たまたま、流れで観た園芸のYouTubeに衝撃を受けた。とてもありがたい内容。

ドクダミが出てきたら、引っ張ってドクダミの根を刺激しないように、ドクダミの地上部を根元からそっとハサミで切ると、光合成による養分が根に届かず、根が無力化され、生えてこなくなる、という内容。

根を抜こうとする、根を抜くと、根が危機感を感じ、より芽を出そうとするし、根が深い固い地中に伸びる。そういうメカニズムらしい。

実験映像もその通りだった。

全部じゃないけど、早速ドクダミを根元から切りまくった。

双葉展開のものだけでなく、草丈が大きくなったものも切りまくった。獲物を追うハンターのように、根気強くドクダミを切る。そういう作業には沼る。没頭するタイプ。

今までドクダミを中途半端に抜いてきて、ドクダミの再生のしぶとさに、今まで感じていた違和感のようなものが解消された。

根の一部が抜かれると、ドクダミはより深く静かに潜航して根を張り、潜水艦が浮上するみたいに離れた固い地面にも芽をだす。

バチバチとハサミで地上部をカットしたら、ちょっと伸びてきても、根が弱っているのか、スルっと取れる。

切った地上部を軽く洗い、天日乾燥させると、簡単にドクダミ茶ができるし、いいことだらけ。

軽くフライパンで炒ってほうじ茶にすると、味も美味しい。

地下茎で増えるスギナも同様に、ハサミで切ればいいのだ。

根が残っているからダメなんですよ、という脅しで、物を売る企業様。

根がとれてないから、根まで抜ける草抜き機とか、そこそこお値段。実は持ってるけど、音がうるさいし、なかなか使う気にならない。

根まで枯らす除草剤なんて、環境にどんな悪影響が及ぶのかわかんないから使わない。

世の中、宣伝、金儲け、経済回し、が行き届いているので、どこにでもあるハサミで切るだけ、という、新たに物が売れるわけでもない、一番有効な方法が、埋もれてしまいがち。

そんなことで何とかなったら、商品が売れなくて困る会社があるわけだから、正しい方法は、なかなか広まらないのかもね。

ドクダミ茶で元気になられましても、アレルギーが出にくい体質になられても、困るでしょうしね。(何が効いてるんか?ホンマに効いてるんか?知らんけどね。)