日曜日, 11月 24, 2024

滝道にどんぐりポストの設置は無いのが安全。

 滝が見たかったというよりも、紅葉が見たかったというよりも、もみじの天ぷらが食べたかったから、金曜日に箕面の滝に行ってみた。

何年ぶりだろうか?コロナ禍に行ったことがある。急に雨が降ってきて、滝道を走って車まで戻った記憶がある。

平日だったからか、駐車場に空きがあったけれど、タイミングによっては駐車できないかも。日本人の方が多かったけれど、外国人も多かったな。配信しているのか録画なのか、自撮り動画をしているYouTuber的な人も。

紅葉にはちょっと早かった。これからちゃんと真っ赤になることを期待するけれど、やたらに、小さいドングリは落ちていて、嬉しかったなあ。大きい樫の木がいっぱい生えていた。

京都植物園のどんぐりの森に、どんぐりポストに回収されてしまったからか、1個もどんぐりが落ちてなくて、ショックだったんだけれど、滝道沿いに小さいドングリがいっぱい。

ここにドングリポストを設置すればいいのに、熊さんの餌いっぱいあるじゃん!と思ったけれど。

ううん?待てよ。

大人もそうだけれど、小さい子供が、ドングリポストを見て、腹ペコの熊さんのご飯を集めてあげよう!と、ドングリ拾いに夢中になると、足を踏み外して谷に落ちちゃうかも。お腹をすかした熊に襲われるよりも、もっと重症の怪我を負うかも、命を落としちゃうかも。

ドングリポストってものは、安全な、狭い、フラットな地面に落ちているドングリを集めるためのもの。谷や崖の近くに置いたらダメだな。人命をレスキューする費用諸々がかかる可能性が。

道傍に落ちていたドングリを数個拾って持ち帰った。植木鉢の中の熊のオーナメントの周りに配置しよう。

箕面の滝は素晴らしい。水が綺麗、姿が綺麗、引き込まれる。人が多くても、ばっちり写真が撮れるし。

しかし、人が来て、買い求める人が多いからか、土日に向けて販売を調整しているのか、滝壺の近くの店では、もみじの天ぷらを揚げてなかったし、売ってなかった。売り切れたらしかった。

駐車場の近くの店では売っていた。揚げたてではなくて、袋詰めされたものだったけれど。(家で食べたら、めっちゃ美味しかった。見た目も好き。パリパリ。ほのかに甘くて、カレーピラフに付け合わせたり、アイスにのせたり。)

私がもみじの天ぷらを買った駐車場の近くの店に、中国人と思しき男性が来て、お店の方に冷たくない水が欲しいと言っていた。(自販機や冷蔵ケースに、冷たい水はあるけれど、温かいペットボトル入りの水はない。)

お店の人が店の裏にストックしてあるペットボトルの常温の水しかないけれど、それでいいの?と。

中国人男性は、それでいいです。私じゃなくて、お客さんだからぁ、(すみません)と。

なるほど、その人は中国人のお客さんを連れている、ツアーガイドさんなんだ。

(大変だね。私も似たような仕事をしていたから苦労はわかるんだ。ビールも水も常温派の方はいらっしゃる。身体を冷やすから冷たいのを飲まない、とか、ビールは常温がデフォな国もある。うーん、お客さんが、もみじの天ぷらを滝壺近くで買いたい、食べたい、写真撮りたいとか、言い出すかもしれない。)

コレ(もみじの天ぷら)ねえ、ここでしか買えないよ。滝の近くでは売ってないの。マイワンラ(売完了)なんだって。

と、教えてあげときました。

茶店で食べた、かりんと饅頭とちゃんとした麹の甘酒が美味しかったけれど、それはアテンドがややこしいかもしれないから、言わなかった。