中島義道著『私の嫌いな10の人びと-「いい人」の鈍感さが我慢できない』を本日買って、読んだ。
中島先生、大好きなんです、私。もっと早くに買って読めばよかった。
JR博多の本屋で、店員さんに探してもらい、本の下から3分の2の面積分の黄色い帯がかかっている装丁にもワクワク。(風水的にもラッキー本。中島先生にはそのような意図はないでしょうけどね。JIJIちゃんは、この本だけを家の北西の角に置いておこうと思っている。)過激なタイトル故か(?)、店員さんにカバーをかけますか?と尋ねられましたが、JIJIちゃんは、(丁寧に)そのままでいいですよぉ~、と言いました。
JIJIちゃんは、本を読まない方でもないと思うのですが、文章を書くときには、他人の本からの引用よりも、JIJIちゃんの頭の中で、想像+創造して、ひねりだしてしまうことが多いのです。
別に著作権が発生するような(厳密に言えば、ブログでもメールでも著作権はあるのだろうとおもいますが)有償の本とかエッセイを書いているわけじゃないのですが、JIJIちゃんが文章化したものの過激さ具合とか、考え方が、似ている部分もあって、とっても嬉しかったなあ。
中島先生は、頭の良さも、読書量も、思考の深さも、JIJIちゃんとは違って、超格上。でも、難しい本なんて読んでなくても、常識的に(?)こーやろ!と言えるところと、体制に歯向かっているところが、共通しているかな、と。
いい人の愚鈍さが我慢できない中島先生は、すごく「いい人」だと思いますけどね。(JIJIちゃんは、とにかく根性なし。)
中島先生は、遇ってみたい人・NO1ですね。
会ってみたい人というよりも、遇ってみたい人。どうお話していいのかわからないので、偶然に目撃&遭遇したい。
2004年に九州大学に集中講義をしに来られたらしい。大学院とかだったら、少人数でこじんまりまりって感じだったのかもねえ。うらやましいわ。
集中講義というよりも、集中抗議を期待したい気もするけれど。どうだったのかなあ。