NHKの平成17年度予算審議の中継がNHKの受信料不払い(罰則規定なし)等の問題に関して議論していたので、興味もあり、なんとなく聞いていました。委員の一人は『グラッときたらNHK』とNHKの存在意義をフォローしつつ、NHKの担当者に災害報道の姿勢に関して質問をふっていた。審議会なのにウケていたりもした。
そのまま惰性でNHK総合TVをつけっぱなしにしていたら、お昼のニュースに引き続き、テルミンの演奏をする番組『 お昼ですよ!ふれあいホール』になった。
ワぁオ~、ラッキー!『テルミンちゃん(電子楽器)』だ。演奏をしているところを観た事がなかったので大感激。竹内正実さんが♪星に願いを♪を演奏した。
手の動きといい、音色といい、電子楽器といえども電子鍵盤楽器とは違う無段階で無限のアナログ感。素晴らしい。竹内正実さんの微妙な手の動かし方やいきなり高音に移行する際の手の思い切ったあげ方と恍惚とした表情も印象的だった。
テルミンは音の高さ担当のアンテナと音の大きさ担当のアンテナがあって、それぞれのまわりに磁界が形成されている。音の高さや大きさは、手の大きさ(面積)とアンテナからの距離で決まるようだ。これは旧ソ連のテルミン博士が発明した楽器なのだ。
テルミンをもっと身近にということで、生まれたのが、『マトリョミン』。(これは可愛すぎて笑うしかない。)ロシアのアイドル(人形)マトリョーシカの中にテルミンのメカが入っているマトリョーシカ型テルミン。
黒いスーツを着たお姉さん等が全員聴診器を耳にセットして、ひざに『マトリョミン』をのせて着席している。(ちょっと異様だけれど、黒い服をバックにして、マトリョーシカが引き立って可愛く見える。)聴診器は微妙な音の違いを聞き分け、チューニングするのに必要らしい。
最後にトボルザークの♪家路にて♪を合奏。
♪今日の業をなし終えて…いざや楽しぃ~団居(まどい)せん~♪と心の中で歌っていたら。最後に♪ふややゃ~ん、ふゃにゃにゃにゃん♪という感じの音が鳴った。ピタっと止めることも、フェードアウトすることも難しいのか、誰かの演奏ミスなのか。
それにしても楽しすぎ! やりたい『マトリョミン』。
ウナちゃん(うなずきん)も可愛いので、うなずきんちゃん型テルミン=『ウナチャミン』があればいいねえ。 うなずきんちゃんとコラボとか、テルミンの音に反応してどのようにうなずいてくれるのか、イヤイヤをするのか。
楽器でありながら、その音は、演奏者の手の湿り気や微妙な動作を左右する、その人の精神状態とか、性格とか、体格・体質・体調とか、心理や生理を反映するらしい。
まさに音楽心理学的、というかぁ、心理的・生理的な音楽。 (人間臭い)
NHKは良い番組を作るねえ。やはり受信料は支払わなければなるめえ。(JIJIはNHK関係者でも、まわしものでもないけれど。)
平成16年度(2004年度)を締めくくる(terminar) するナカナカ楽しいテルミン(Theremin)の演奏でした。
【追記】『マトリョミン』は思いのほか高価だ。現行モデルは製造中止で新しいモデルは現行モデルよりも1万円アップの4万円強になるらしい。教室も福岡にはないのだ。(残念!誰か買ってェ~。)
■NHKのHPより■■■
3月31日(木) ~電子楽器“テルミン”~ テルミン演奏の、日本での第一人者・竹内正実さんを迎える。1920年、ロシアで産声をあげた世界最古の電子楽器「テルミン」。楽器に直接手を触れず、空間に置いた両手の動きで演奏するのが特徴。演奏者の心がそのまま音に反映されてしまう残酷さの半面、不思議な温かみのある音を醸(かも)しだせるという大きな魅力もある。神秘の音色で、ふれあいホールを幻想の世界にいざなう。
[ゲスト] 大林素子、サンプラザ中野 ほか
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